「危険な宗教」についての注意
「危険な宗教」についての注意
大学時代は多くの悩みを抱える時期です。親元を離れ、新たな自分を探そうと試行錯誤を繰り返し、不安感、孤独感を味わうことがあることと思います。「誰かに話を聞いてほしい」、「自分の将来が不安で仕方がない」そんな悩み多きみなさんの心の隙間に、あたかも親切なお兄さん、お姉さんを装って近づき、知らぬ間にマインドコントロールをされて反社会的な行動や法に抵触するような布教活動をさせる「危険な宗教」が問題になっています。もしみなさんが「危険な宗教」にのめり込んでしまったなら、正常な学生生活を送ることはできず、みなさんと家族との関係、みなさんと社会との関係までも破壊されてしまいます。
宗教を信じる人、親切な人を全て疑ってかかれということではありませんが、もし相手が「危険な宗教」へみなさんを誘い込もうとしているのであれば、それを事前に察知し回避しなくてはなりません。
以下に「危険な宗教」への勧誘の手口とその対策について記しますので、「自分には関係ない」、「自分は勧誘されても引っかからない」と自分を過信しないでください。自分の身を守るのは自分自身なので、もし少しでもおかしいと感じることがあったら、学生支援課(旧学生支援センター)に相談してください。また、学内でカルト宗教により勧誘されたり、勧誘の現場を目撃した場合は、すぐに学生支援課に連絡してください。
こんな「勧誘」をされたら
要注意
要らないものは
要らないと言う
勇気を持とう!
あなた自身が
被害者から加害者に
なってしまうかも!
- 販売や入会といった目的を棚上げして、とりあえず特定の場所に誘う。
(スポーツ系サークル、パーティー、ゴスペルコンサート、ボランティアなど誘い方も様々) - お世辞や賛美によって気分を高めたり、自尊心をくすぐったりする。
- 恐怖心、不安感などの弱点をついてくる。
- 親切そうな勧誘を受けたその場で、判断や決定を迫ってくる。
- やたらに肩書きや有名人、権威者の名前を使って信頼を得ようとする。
- 該当する会や商品について、第三者の評価を得るチャンスをそれとなく与えないようにしている。
- 正式の団体名や代表者の名前を名乗らず、勧誘者個人の名前を使ったり、ダミーの名称を使ったりする。(外部に対して正体を隠す傾向があります)
- 悩み事や心配事の解決策は、勧誘を承諾して実践するだけだと主張してくる。
対処方法として
- 自分の個人情報(氏名・住所・電話番号・メールアドレスなど)を安易に教えないこと。
- 誰かに相談する。自分以外の第三者の意見や評価を聞くためには、友人や家族など誰かと話すことが必要です。
- おかしいと思ったら、はっきりと断る。たとえ勧誘した人が魅力的で優しく思いやりのある人に見えてもきっぱりと断る勇気が必要です。
- 誘われたグループについて外部からの情報を集める。偏った情報、偽りの情報を提供されていないか確認すること。